ハイイールド債券とは

ハイイールド債券とは、信用格付けが低い分、利回りが高い債券のことで、ジャンク債とも呼ばれます。通常、信用格付けがBBB格以上のものを投資適格債券、BB格以下のものをハイイールド債券(投機的格付債券)といいます。

ハイイールド債券は債務不履行(デフォルト)等のリスクが高い代わりに、その分スプレッドといわれる上乗せ金利により、相対的に高利回りで取引されます。

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※上記はあくまでイメージです。 出所:AB

リスクは高いが、相対的に高利回り

債券は、一般的に格付けが低いほどスプレッドは大きくなるため、格付けが低いほど利回りが高くなり、期待リターンは高くなりますが、一方で低格付けの債券はリスクが高い分、景気の動向に債券価格が左右されやすい性質を持ちます。したがってハイイールド債券は、債券商品のなかでは、高リスク高リターンの商品といえます。

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ブルームバーグ・バークレイズの米国社債指数(格付け別)より。早期償還考慮後利回り。出所:ブルームバーグ

投資信託での分散投資

ハイイールド債券に投資するメリットは、高い利回りを期待できることです。また、一般的に景気拡大局面では、ハイイールド債券の発行企業を含めて業績が上向く事から、スプレッドが縮小することで債券価格が上昇するため、キャピタルゲインも期待できます。一方で発行体がデフォルトし、元本が毀損することで投資家が損失をこうむるリスクが高く、景気後退局面では債券価格が大きく下落することがあるため、発行体の財務状況や投資するタイミングの見極めが重要です。

一般的にハイイールド債券は、購入に必要な最低金額が高いことや、発行体のデフォルト・リスクの分析が望ましいことなどが個人で売買する場合のハードルとなりますが、投資信託を介することで投資することができます。投資信託を利用した場合、少額から投資が可能で、また通常、多くの銘柄に分散投資されるため、デフォルトリスクを分散することができます。

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