お客様本位の業務運営に係る方針の取り組みについて
2017年6月から2018年5月

方針1 お客様の最善の利益を図るための企業文化の醸成

  • 「業務遂行および倫理規定」の全ての適用対象者は、毎年求められている規定遵守の表明を行いました。

方針2 お客様のニーズを捉えた商品の開発及び提供

  • 新興国への投資機会やお客様のニーズ動向を踏まえ、2018年4月27日に公募国内籍投信「AB新興国分散ファンド(愛称:出発しんこう!)」を設定しました。
  • 国内の年金基金様から「商業不動産デット投資戦略」、「グローバル・コア株式運用戦略」および「ABインカム運用戦略」などの新プロダクトを受託しました。

方針3 お客様のパートナーとしての運用ソリューションの提供

  • 2017年5月29日付で改訂されたスチュワードシップ・コードに準拠する旨を当社ウェブサイトで2017年11月に表明しました。
  • 日本株式の議決権行使の結果を当社ウェブサイトに掲載しました。また、グローバルのウェブサイトにおいて企業別、総会日別の議案ごとの投票結果開示を始めました。

方針4 お客様への情報提供の充実

  • 当社ウェブサイトにて、マーケット見通しや資産運用、制度などに関するグローバルな調査研究を発表する「知の広場」などを2017年6月以降で85件発信しました。
  • 2018年1月に公募国内籍投信「AB財産設計」の特設サイトを開設し、レポートやビデオなどを活用して、個人の自分年金作りに関する情報提供の強化を実施しました。
  • 株式会社幻冬舎様、セゾン投信株式会社様と共同で女性向けの資産形成セミナーを開催しました。
  • 主に機関投資家様を対象として、資本市場の見通しや運用ソリューションの提示などのセミナーや大学教授などの有識者をお招きした勉強会を9回開催しました。
  • AB会長のゼーリックが2018年4月に開催された公益社団法人日本証券アナリスト協会様主催の国際セミナーに登壇し、前世界銀行総裁・元米国通商代表としての経験を元に、世界経済、地政学的情勢などの見通しについて、その知見を紹介しました。
  • AB未来総研の活動状況
    • 所長である後藤が、慶応義塾大学理工学部において非常勤講師として秋学期の半年間、資産運用に関する講義を行いました(各回の受講者数:100名程度)。また後藤は、2017年7月に大阪大学経済学研究科および経済学部において資産運用に関する講義を担当しました。
    • 当社オフィスに大学生を招き、資産運用についての知識習得のサポートを行いました。

方針5 利益相反の管理

  • 利益相反管理方針の概要を、当社ウェブサイトに継続的に開示しています。
  • 利益相反管理方針・プロセスの下で利益相反管理を着実に実施しました。
  • ABでは四半期毎にコンフリクト・コミッティーを開催し、利益相反の検証・管理を行いました。
  • 当社社員に対して利益相反に関する年次のアンケートを実施し、潜在的な利益相反のリスクを把握しました。
  • コンプライアンス研修・Eラーニングなどを通じて全社員に対して利益相反に関するトレーニングを実施しました。

方針6 お客様本位の業務運営のためのガバナンス体制

  • 投信戦略委員会を月次開催し、AB運用ファンドなどに関する審議、決定を行いました。
  • 全社員向けのコンプライアンス研修および部門長が出席するコンプライアンス委員会を開催しました。
  • ガバナンスの強化を推進すべく、慶応義塾大学理工学部教授である枇々木規雄氏を社外監査役として迎えております。

方針7 方針の見直し及び取組状況の確認

  • 当社の「お客様本位の業務運営に関する方針」を2017年6月に公表しました。
  • 「お客様本位の業務運営に関する方針」のレビューを行い、変更なしとしました。
  • 「お客様本位の業務運営に係る方針の取り組みについて」(2017年6月から2018年5月)を2018年6月に公表します。

これまでの「お客様本位の業務運営に係る方針」の取り組みについて

お客様のために