2016.10.31 デジタル革命が金融業界に与える影響(エッセイ) 本稿では、デジタル革命が金融業界に与える影響について考えてみたい。ここに興味深い調査結果がある。シスコシステムズ社とIMD(スイスの経営大学院)が共同で、デジタル革命が各産業に与える影響を調査したものだ。そのタイトルは、「Digita 山本 誠一郎 シェア
2016.06.15 フィンテックと資産運用(エッセイ) 人工知能などの発展により、日本で急速に普及すると予想されるフィンテックは将来的に投資信託等の資産運用業界に大きな影響を与えるのだろう。概要を整理した上で、個人向けのロボアドバイザーの研究などの取り組みについて紹介する。アライアンス・バ 山本 誠一郎 シェア
2016.02.24 人工知能と資産運用(エッセイ) 大変革の時代である。人工知能やロボットの急速な技術革新により、今世界中で大論争が起こっている。その契機は、米国の科学者レイモンド・カーツワイル氏が提唱した「シンギュラリティ」の問題である*1。同氏曰く、2045年には、人工知能の学ぶ力 山本 誠一郎 シェア
2016.01.12 大変革の時代(エッセイ) 2016年は、当社にとって日本拠点開設30周年の節目の年に当たる。日本における外資系資産運用会社の中でも最古参の一角である。改めて、ここまで支えていただいた顧客の皆々様、諸先輩方、関係者の方々へ深い感謝の意を表したい。 山本 誠一郎 シェア
2015.06.03 資産運用会社の合併・買収戦略(エッセイ) 資産運用業界は栄枯盛衰の激しい業界である。欧米の資産運用業界では、1990年中頃から「ニューパラダイム論争」が起こり、生き残る資産運用会社の理想像をめぐって熱い議論が展開された。目指すべき戦略類型として大きく2つのモデルが提唱された。 山本 誠一郎 シェア
2015.01.20 『21世紀の資本』から考える資産運用ビジネス(エッセイ) 年初にあたり、世界的なベストセラーになっているトマ・ピケティ著『21世紀の資本』から将来の資産運用ビジネスへの示唆について考えてみたい。 すでに様々な解説書で紹介されているとおり、同氏の主張を一言で言えば、ストックの資本収益率 山本 誠一郎 シェア
2014.08.12 個人向けリタイアメント・ソリューションへの取り組み ~なぜ今なのか~(エッセイ) アライアンス・バーンスタインの個人向けリタイアメント・ソリューションに対する取り組みについて、シリーズでご紹介させていただきたい。 最初に社内で議論を始めたのは2007年末頃であった。リーマン・ショックの前年までさかのぼる。当時は 山本 誠一郎 シェア
2014.05.16 2020年の日本資産運用業界の姿(エッセイ) アベノミクスの第三の矢の成長戦略として、昨年暮れに金融・資本市場活性化有識者会合が実施され、正式に提言書がまとめられた。その提言書には、「2020年までに国際金融センターとしての地位を確立する」との力強い将来ビジョンが盛り込まれた。東 山本 誠一郎 シェア
2014.03.05 資産運用大国への挑戦-本物が生き残る時代(エッセイ) 将来を予測することはいつの時代も難しい。今後の日本の資産運用業界の将来を占う上で、古今東西の名言から学んでみたい。以下いくつかご紹介しよう。 山 山本 誠一郎 シェア
2013.12.27 アライアンス・バーンスタインのストーリー戦略(2)(エッセイ) 前稿では、アライアンス・バーンスタイン*が掲げているミッションステイトメントや企業文化をご紹介した上で、顧客に提供しようとしている価値は「ソリューションの提供」であるとご紹介した。 山本 誠一郎 シェア
2013.09.30 アライアンス・バーンスタインのストーリー戦略(1)(エッセイ) さて、アライアンス・バーンスタイン*のストーリー戦略を少しご紹介させていただきたい。 前稿では、資産運用業が顧客に提供している価値とは、「不確実性をマネージする能力」と申し上げた。言い換えれば、それは「心の安らぎの提供」あるいは「 山本 誠一郎 シェア