リターン追求を重視するお客様には、利回り水準が比較的高い債券(グローバル・ハイインカムやエマージング・マーケット債券など)からほぼすべての株式にいたるまで、幅広い運用ソリューションをご提供します。株式運用では、長期的かつ安定的な投資リターンを獲得するために投資戦略の多様化が鍵を握ると考えており、多様な投資スタイルをもって世界各地域の様々な規模の時価総額の銘柄にアクティブな手法で投資を行っており、変動性の高い株式市場への適応を可能とする株式プラットフォームを構築しています。また、高い利回りをもたらすクレジット以外のリスク要素を極力排除した短期ハイクオリティ・ハイイールド、発行体の成長性が高いエマージング・マーケット社債などの市場特化型の債券戦略も提供しています。バリュー株式運用では、社内アナリストが予測する長期的な収益力に比べて株価が十分に割安な銘柄に投資することで超過収益の獲得を目指します。グロース株式運用では、ボトムアップ・リサーチにより、継続的に市場予想を上回る利益成長力を有する企業を発掘します。

リターン追求

短期ハイクオリティ・ハイイールド戦略

短期ハイクオリティ・ハイイールド戦略は、ボラティリティを低く抑えながら、世界のハイイールド市場全体のリターンと類似するリスク調整後リターンを提供することを目標としています。当戦略は、投資適格債の利回りやリターンがごく限定的と予想される環境でインカムを維持すること、またバンクローンよりも優れたリスク/リターン特性を提供することを目指します。当戦略は、3つのポイント(より短いデュレーション、信用力の質、ダイナミック・ヘッジ)を重視したアプローチにより、上記の目標の実現を目指します。より短いデュレーションの重視は、金利上昇リスクへの対応強化を目的としたものです。また、投機的なCCC格債やその他低格付のハイイールド債を全面的に投資対象から外すことにより、不要なボラティリティを低減します。さらに、ヘッジ戦略によって、市場のストレスが非常に高い期間もボラティリティを抑制し、ポートフォリオに対する影響を緩和することを目指します。

グローバル・ハイインカム戦略

グローバル・ハイインカム戦略は、世界の先進国市場の企業が発行するハイイールド社債、エマージング市場のソブリン債(米ドル建ておよび現地通貨建て)、エマージング市場の社債に主に投資することにより、高いインカム・ゲインと総合的に良好なトータル・リターンの実現を目指します。また、当戦略では、投資適格社債、クレジット・デフォルト・スワップ、オプション、優先株式、転換社債、および同程度の利回りを有するその他の証券に投資する場合があります。

米国ハイイールド戦略

米国ハイイールド戦略は、アクティブ運用のハイイールド戦略です。当戦略は、主に米ドル建ての非投資適格社債に投資することにより、マーケット・サイクル全体を通してバークレイズ・キャピタル米国ハイイールド2%発行上限付き指数、または類似するハイイールド指数を100~150ベーシス・ポイントを目処にアウトパフォームすることを目指します。

エマージング・マーケット社債戦略

エマージング・マーケット社債戦略は、リサーチ主導の投資アプローチに基づく、アクティブ運用の債券戦略です。当戦略では、エマージング市場を拠点とする企業が発行する債券を主な投資対象とします。また、エマージング市場で発行されるソブリン債および準ソブリン債に投資する場合があります。

グローバル・クレジット戦略

グローバル・クレジット戦略は、リサーチ主導の投資アプローチに基づく、アクティブ運用のグローバル債券戦略です。当戦略では、主に投資適格社債に投資し、転換社債、先進国のソブリン債、エージェンシー債、資産担保証券(ABS)、ハイイールド債およびエマージング市場の債券に対してオポチュニスティックなポジションを構築します(お客様の投資ガイドラインの許容範囲内)。当戦略は、マーケット・サイクル全体を通してバークレイズ・グローバル総合クレジット指数を年間100~150ベーシス・ポイントを目処に(手数料控除前)アウトパフォームすることを目指します。

エマージング・マーケット債券戦略

エマージング・マーケット債券戦略は、アクティブ運用の債券戦略であり、ソブリン債および準ソブリン債(ハード・カレンシー建ておよび現地通貨建て)、エマージング市場の社債、エマージング市場の通貨に幅広く投資を行います。当戦略は、JPモルガン・エマージング・マーケット ・ボンド・インデックス・グローバル指数(またはその他の広範で総合的なエマージング市場の債券指数)を、年間300~500ベーシス・ポイントのトラッキング・エラーで、マーケット・サイクル全体を通して年間200~300ベーシス・ポイントを目処に(手数料控除前)アウトパフォームすることを目指します。当戦略では、直接投資または米国以外の投資家を対象とした外国籍ファンドを通じた投資が可能です。

株式

安定重視型株式

グローバル・コア株式戦略

グローバル・コア株式戦略は、グローバル株式に投資するコア戦略で、持続的に高いキャッシュフロー投下資本収益率(CFROI)を創出する企業を発掘し、個別銘柄選択を超過収益の源泉とします。地域、国、時価総額、スタイルといった市場要因による影響を最小限に抑え、様々な市場局面で超過収益を確保し、長期的に安定した投資リターンを実現することを目指します。

伝統的株式

米国大型グロース株式戦略

米国大型グロース株式戦略は、米国の大型成長株式を投資対象とし、徹底したボトムアップ・リサーチに基づき、長期にわたり持続的な利益成長が期待され、資本構造が強固でキャッシュフローを安定的に創出している卓越した優良企業を発掘し、このような持続的成長企業に厳選投資を行うことにより、中長期的に市場指数を上回るリターンを目指します。

米国中小型グロース株式戦略

米国中小型グロース株式戦略は、米国の中小型成長株式を投資対象とし、企業の潜在利益成長力と市場コンセンサスとの乖離(ダイナミック・ギャップ)に着目し、ファンダメンタル分析とクオンツ分析を融合した規律ある運用プロセスを通じ、市場を上回る成長を期待できる高クオリティ企業へ投資を行い、中長期的に市場指数を上回るリターンを目指します。

エマージング・マーケット・グロース株式戦略

エマージング・マーケット・グロース株式戦略は、リサーチにより得られた洞察に基づく銘柄選択と投資行動による超過収益の獲得を目指します。独自の製品またはサービスの提供、高い参入障壁、企業戦略を実行する経営陣の能力など複数の要因により市場の期待を上回る高い成長性が認められる、エマージング市場の企業に対して投資を行います。

グローバル・バリュー株式戦略

グローバル・バリュー株式戦略はバリュー(割安)株式に特化したポートフォリオを運用します。徹底したファンダメンタル分析と定量分析に基づいたボトムアップの個別銘柄選択が超過収益の源泉です。ポートフォリオは、企業の長期的な収益力と比べて割安に取引されている銘柄を厳選することにより、リスク調整後ベースの投資リターンの最大化を目指します。

米国中小型バリュー株式戦略

米国中小型バリュー株式戦略は、米国の中小型銘柄で割安と判断する株式に投資することで長期的な超過収益の獲得を目指す、バリュー株式運用です。ポートフォリオは、徹底したファンダメンタル分析と定量分析に基づき、企業の長期的な収益力と比べて割安に取引されている銘柄を厳選することにより、リスク調整後ベースの投資リターンの最大化を目指します。

エマージング・マーケット・バリュー株式戦略

エマージング・マーケット・バリュー株式戦略は、エマージング市場において割安と判断する株式に投資することで長期的な超過収益の獲得を目指す、バリュー株式運用です。ポートフォリオは、徹底したファンダメンタル分析と定量分析に基づき、企業の長期的な収益力と比べて割安に取引されている80~100銘柄で構成されます。また、アライアンス・バーンスタイン独自の国別配分アプローチを採ることでリスクを低減しながら長期的な超過収益の獲得を目指します。

グローバル・サステナブル・テーマ株式戦略

グローバル・サステナブル・テーマ株式戦略は、トップダウン型およびボトムアップ型の独自リサーチに基づく銘柄選択を通じた超過収益の獲得を目指します。トップダウン型リサーチでは、国連の持続的な開発目標(SDGs)の17目標を基礎に、グラス・ルーツ・リサーチ(現地視察調査)により長期的テーマを特定します。ボトムアップ型リサーチでは、トップダウン型リサーチで特定した長期的テーマに沿って、力強い利益成長の見通しとバリュエーションを備えた魅力的な投資候補を特定します。2種類のリサーチを組み合わせて得られた確信度の高い付加価値を創出する可能性の高い有力な投資機会を捉え、社会および環境の改善に積極的に貢献する投資を通じて、投資リターンを創出することを追求しています。

集中投資

グローバル成長株集中投資戦略

グローバル成長株集中投資戦略は、世界中の企業を対象とした独自のファンダメンタル分析に基づく銘柄選択により選定された、約25~35の銘柄で構成されるポートフォリオを運用します。ボトムアップ型のリサーチにより、最も魅力的な投資候補(持続的に高い収益成長が期待でき、かつ魅力的な価格で取引されている優れた企業)を特定します。当戦略は、クオリティ重視、詳細な5年間収益予測、本質的な現在価値により企業の魅力度を判断するバリュエーション手法、綿密なリサーチ、チーム・アプローチを運用の特徴としています。

米国成長株集中投資戦略

米国成長株集中投資戦略は、独自のファンダメンタル分析に基づく銘柄選択により選定された、約15~20の銘柄で構成されるポートフォリオを運用します。ボトムアップ型のリサーチにより、最も魅力的な投資候補(持続的に高い収益成長が期待でき、かつ魅力的な価格で取引されている優れた企業)を特定します。当戦略は、クオリティ重視、詳細な5年間収益予測、本質的な現在価値により企業の魅力度を判断するバリュエーション手法、綿密なリサーチ、チーム・アプローチを運用の特徴としています。

投資一任契約に関する留意事項はこちらをご覧ください。
アライアンス・バーンスタインには、アライアンス・バーンスタイン・エル・ピーとその傘下の関連会社を含みます。