インカムゲインとは

株式や債券などの金融資産を保有することにより、安定的かつ継続的に得られる現金収入のことです。株式では配当金、債券では利息などが該当します。インカムゲインに対し、保有する資産の価格が購入時より値上がりした際に、その資産を売却することにより得られる収益をキャピタルゲインといいます。

インカムゲインとキャピタルゲイン

金融資産に投資することで得られる収益(トータル・リターン)は、大まかにインカムゲインとキャピタルゲインの2つに分けることが可能です。インカムゲインは、資産を保有することで、決まった時期に相対的に安定して得られる現金収入のことで、株式配当や債券利息、投資信託の分配金などがこれに当たります。一方で、キャピタルゲインは資産の値動きによる収益で、資産を売買したときにその売買額の差益として得られる利益のことをいいます。売買したときに差損が出た場合は、その損失をキャピタルロスといいます。

例えばある株式を200円で購入し、300円で売った場合、その差益である100円がキャピタルゲインとなります。また、保有期間中に受け取った配当が合計30円だったとすると、この30円がインカムゲインとなります。

インカムゲインは安定した収益

一般的に株式投資の場合、値動きが大きいことから、キャピタルゲインの期待が大きい金融商品といえます。債券は、株式に比べて値動きが安定しており、相対的に利息収入が大きいので、インカムゲインによる収益を期待することができます。一般的にインカムゲインはキャピタルゲインよりも安定した収益源なので、大きなリスクをとらずに安定的なリターンを得たい投資家の皆様には、インカムゲインに着目した投資がお勧めです。

株式投資におけるインカムゲイン

株式投資においても、配当利回りや配当性向、配当金の推移などに基づいて企業を選ぶことで、インカムゲインに着目した投資をすることも可能です。一般的に、高配当の株式は、株式のなかでも相対的に安定的な値動きをします。そのため、インカムゲインに着目した株式投資は、比較的安定的な収益を得ることができます。

ただし、配当は出すものの成長しない企業に投資することは、キャピタルゲインによる利益が得られる可能性が低いため、結果としてトータル・リターンが低くなる場合もあります。インカムゲインに着目した株式投資をする際も、利益成長が期待できる企業なのかどうかという観点にも着目することが重要です。

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